ゴールキーパーの反射神経を鍛えるトレーニング!反射神経には判断力も必要だ!

中山です。

今、私は全国高校サッカー選手権大会に出場する東福岡高校サッカー部のトップチームに帯同して大会前最後の調整を行なっています。

その中でのキーパー練習をご紹介したいと思います。

 

反射神経を養うための配球

27日の午前中にポジショニングなどのトレーニングを行いました。

その中で、中・長距離のストップではなく、ある程度近めのストップを午後に行いました!

 

斜め45度の角度で近めに設定。

これ自体はブレイクアウェイと言って、DFラインをドリブルやスルーパスで突破された状況でもストップするような場面とも同じです。

 

ただ蹴る・・・でも反射は上がりますが、私がお勧めするのはトウーキックです。

キックの種類を変えるだけで、瞬間的なボールのスピードや、ゴールキーパーのタイミングなどを遅らせることができます。

 

対応技術はコラプシング

このように早いタイミングでのシュートに対してはコラプシングが有効です。

コラプシングとは、足を払って早く体を倒す技術で、横幅はないものの非常に早く倒れることができます。

 

難易度をもう一つあげる配球

同じ形でのGKトレーニングに、さらに難易度を上げていきましょう。

難易度をあげるために、キックの足を変えていきます。

私の利き足は右足ですが、このときは左足で蹴りました。

シューターである私が左足で蹴ることで、蹴るまでの体の向きや角度、右で蹴る人が逆足で蹴る意外性。

Gkトレーニングをより良い形に変えるために両足でのキックは欠かせません。

そうすることで、今までにないタイミングになりますので、ゴールキーパーの反射神経が問われてきます。

 

さらに配球を変えてシチュエーションを変化させる

シュートストップをメインで考えたトレーニング。

ですが、練習の練習になっては意味がありません。

 

ここでも配球を変えることで、意外性を出していきましょう。

ゴールキーパーの対応能力が上がることで、反射神経はさらに向上していきます。

まずはシュートを打つようなモーションを取りましょう。

そのとき、手に持っているボールを落とすことで、コントロールミスを表現します。

そうすることで、ゴールキーパーはシュートストップの体制を取りながら、次の目的である「ボールを奪うこと」も行う必要が出てきます。

より早くボールにアプローチすることで、相手のシュート機会を無くしましょう。

ボールを奪うことに成功すれば、相手からシュートを打たれることはありません。

このように、反射神経を養うということは、状況判断・いわゆる判断力も含めての反射神経だということです。

 

瞬間的な反射は繰り返しトレーニングで得ることができます。

もちろん、予測によっても反射は無くなります。

ですが、単純にボールに反応していくトレーニングを行うべきです。

ぜひ参考にしてみてください!

 

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GKの基本技術

 

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基本編より引き続き、シュートストップ編

 

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